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11月, 2019の投稿を表示しています

デュピクセント10回目

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あっというまにデュピクセント注射10回目になりました。 上は今年2019年6月11日に撮影した左腕です。 こちらは、2019年11月21日に撮影した左腕です。 痒疹の傷の赤身が抜けて肌色にずいぶん近くなっています。 写真で見ると、まだピンク色に見えますが、実物を見ると手の甲などは肌色になっています。 月曜日に経過観察で皮膚科を受診しましたが先生も「ずいぶん肌色になったね。これは、掻いていない証拠なんだよ。」となんだか自分のことのように喜んでくださいました。 ネオーラル(シクロスポリン)を10月20日から「ふともういいや」と思ってやめてます。とお伝えしましたら「そんなもんなんだよね」とおっしゃってました。 薬とさようならするときは、「ふと」思うものなんだそうです。 やめたい!やめよう!!やめるんだ!!と肩の力が入っていた時は一旦やめても長続きせず「やっぱりないとだめ!!」とへこたれていましたが、「ふと」思ってやめるというのは、何の力も入らず、記憶から抹消されたようにいらなくなります。 8年ほど前に煙草を吸わなくなった時もそうだった。 「依存」からの脱却のキモかもしれませんね。「ふと」っていうやつ。 痒みはまだあります。 ところどころ掻き壊してしまっている傷もあります。 でも、日常のほとんどをしめていた「痒い」「醜い」「血だらけ」がちょっとずつ影を潜めています。 あと、シクロスポリンを飲まなくなって、便の質が変わりました。 粘着性がなくなった。 これは、まあ写真やら、具体的にっていうのは恥ずかしいのでまあ、この程度にしておきますが、トイレの掃除が楽になりました!くらい変わりました。 いろいろなところで体に影響していたシクロスポリンですが、完全に身体から抜けるにはもう少しかかるかもと先生がおっしゃってました。 完全に抜けると血圧がもう少し下がるかな?って。 なんだか、最近身体が若返っていくような気さえします(笑)

デュピクセント8回目9回目

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2週間に一度の自己注射が日常になってきた。 そして、そんなに目新しい変化が自分でも感じられなくなってきたので、こうやってブログに書くことも忘れているくらいになった。 それだけ、痒疹が自分の日常から遠のいているということなのだと思う。 ゆるやかに、ゆるやかに、気がつけば忘れ去られて勢いをなくした痒疹が増えた。 二の腕、太もも、お尻にまだ剥がれ落ちる硬さをもった痒疹がのこっているものの。 大きく違うのは、「痒いな」と思ってポリポリとしてもそこには何もない時があるということ。普通に皮膚が痒い。痒くてちょっと掻く。ただそれだけということがすごく不思議に思える。 掻けば血が出ていた。 その跡は硬いかさぶたというか皮膚の硬化が起こってしこりになっていった。 そいうのが、ここ何年も当たり前になっていた。 何年どころじゃない。 20年当たり前になっていた。 それが、当たり前じゃなくなった。 10月20日 朝起きて薬を飲みに行って 「あ、もうシクロスポリンいらないな」 と思った。 やめよう。やめたい。 そんなんじゃなくて、もういらない。 と思った。 そういや、たばこをやめたときもある日突然「いらないな」と思ったんだっけ。 その日からまるで今までそんな薬を飲んでいたことも忘れたようにシクロスポリンを求めなくなった。飲まないとどこかが痒くなるんじゃないかと不安だったのに。まったくそれを感じなくなった。 まだ、ところどころ痒いのだけれども。 痒さで脳が占領されるような恐怖が消えた。 おかげで、ご飯がおいしい。 たぶん、このままだと太ってしまうだろう。 だけれども、米粒の味が戻ってきた。 もともと味覚が繊細だったことを思い出した。 血圧が下がり、気になって時々はかってみるけれども落ち着いている。 夜ちゃんと眠くなるようになった。 ちゃんと寝るたびに体のどこかの痒疹が忘れ去られて、肌色に戻っていっている。 気がつけば、「あれ?ずいぶんよくなってる」となる。 それくらい、ゆるやかに、だけれども確かに回復している。 デュピクセント治療を始めて4か月がたった。 自己注射は息をゆっくり吐きながら薬を注入していくと心臓がどきどきしない。 デュピクセント開始時からの経過観察はこちら   h...